横浜港では、横浜市が中心となって2050年の港湾におけるカーボンニュートラル実現に向けた取組(船舶や臨海部産業のエネルギー転換の促進や脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化、環境に配慮した船舶に対するインセンティブ制度等)や水環境改善を進める豊かな海づくり事業等、環境に配慮した活動を展開しています。
当社も環境にやさしい港づくりに努め、事業活動で生じる廃棄物の適切な処理の他、適応と緩和による気候変動への対策(施設の整備等)、脱炭素化に資する取組の実施及び国内外のステークホルダーに対する情報発信を行っています。
気候変動対策の取組
(1)ターミナル施設の脱炭素化
当社では、自社ターミナルへの太陽光発電施設の整備やLED照明の導入、ターミナルで使用する再生可能エネルギーの電力を調達・供給しています。
(2)GHG排出量の可視化
当社は、GHGプロトコルに基づくGHG排出量の算定に取組んでいます。現在は直接排出量(Scope1・2)まで算定を完了し、間接排出量(Scope3)の算定を進めているところです。(※2025年2月現在)
また、横浜市港湾局や横浜川崎国際港湾㈱と連携し、横浜港内の船舶に由来するGHG排出量の可視化にも取組んでいます。
(3)ステークホルダーとの連携
当社が施設整備や維持管理で得たノウハウや入手した技術情報等は、ステークホルダーに共有するとともに、取組を発展・拡大できるよう図っています。


環境保護への取組
当社の実施する工事では、廃棄物及び有害化学物質の適切な管理や建設副産物の適正な処分および再生利用、3R(リサイクル・リユース・リデュース)を実施しています。
また、横浜港の海域環境の保全を目的に実施している横浜港環境整備事業に取り組んでいます。
